２００7年から私たち株式会社スリーオークは宅地建物取引業者になりました。賃貸住宅の管理会社であった私たちに新たな風をもたらせたのは、建売住宅や分譲マンションの存在です。

それまで、競合物件というと他の賃貸住宅と自社の管理する物件とを比較していましたが、よくよく考えればご入居頂けるお客さまは消してそんなことなくどちらかといえば、できれば「買いたい」と思われているんだということを感じました。

そこから、建売住宅や分譲マンションと肩を並べる住環境を整えた賃貸住宅の誕生をずっと考えていました。それまでも戸建て賃貸住宅を手がけたことはありましたが、それは複数戸が並列でならぶ住宅ではなく、本当に単世帯の戸建て賃貸住宅でした。共有と専有という考え方のできない戸建て賃貸住宅は賃料にその設備なり、共用できるものでも直接的に影響を与えてしまいます。つまり、コストを考えるとなかなか贅沢には投資できませんでした。

そんな折り、過去手がけた賃貸住宅の横の敷地に本物件の建設の話がでました。もともとはＲＳプレステージの建築のタイミングから考えていた一体敷地としての共用部の作り込みによる価値の創造。特に、リバーサイド塩沢も隣接していましたので、築３０年の建物へも今回の共用部の工事でその収支に影響を与えたく考えています。

ＲＳリッジは連なる連棟式のテラスハウスです。日本ではなじみの少ない「テラスハウス」ですが、過去土地が非常に高い時代は土地を共有として連棟式の建物を分譲した時代もありました。そんなテラスハウスはシェアハウスの脚光とともに、徐々に日本でも光が当たり始めています。

今回はミサワホームさんが設計・施工で入っていただき、得意とする「蔵」を活用した物件もあります。是非一度ご覧にお越しください。